反応速度と温度との関係(Arrheniusの式)

反応速度は、温度に大きな影響をうけます。一般的には温度が高いと反応も速く進みます。弱火で焼くよりも強火で焼いた方が魚が焼けることを考えると納得しやすいかもしれません。(ただし、タンパク質(酵素)が関与する反応では最適温度がありそれを超えるとタンパク質が変性してしまい反応速度は落ちてしまいます)

一般的な医薬品の分解反応における温度と反応速度定数の間にある関係のことを、Arrhenius の式と呼びます。式は以下のような形です。

この式から、活性化エネルギ-(Ea)が大きいほど反応速度定数が小さくなることがわかります。又、温度が高いほど、反応速度定数が高くなることがわかります。

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