国家公務員総合職(化学・生物・薬学)R2年 問63解説

 問 題     

茶に関する次の記述の ㋐,㋑,㋒ に当てはまるものの組合せとして最も妥当なのはどれか。

「図は,平成 30 年の府県別 ㋐ 生産量割合(主産府県)を示したものである。

㋐ は,茶葉(生葉)を ㋑ し,揉み操作などの加工処理を行い,貯蔵可能な水分量 ㋒ になるまで乾燥して製造する。」

 

 

 

 

 

正解.5

 解 説     

㋐ ですが
紅茶だったら鹿児島県が圧倒的シェアです。そのため、紅茶ではありません。㋐ は「荒茶」です。荒茶は、茶畑でとれたままのお茶のことです。 

㋑ ですが
「萎凋 (いちょう)」というのは、摘み取った茶葉を風通しのよい場所などに放置し、葉を萎れさせて香りを出す工程です。「微発酵」と考えればよいです。荒茶に対して行う工程ではありません。㋑ は「蒸熱」です。

㋒ ですが
「3 ~ 5%」です。


以上より、正解は 5 です。

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