薬剤師国家試験 第108回 問24 過去問解説

 問 題     

水質汚濁指標である溶存酸素量 (DO) の測定法はどれか。1 つ選べ。

  1. インドフェノール法
  2. ウインクラー法
  3. エチレンジアミン四酢酸 (EDTA) による滴定法
  4. 硝酸銀滴定法 (モール法)
  5. ピリジン・ピラゾロン法

 

 

 

 

 

正解.2

 解 説     

DO の測定法なので、ウィンクラー法です。(104-133)。

以上より、正解は 2 です。

ちなみに
インドフェノール法は、アンモニアの測定法です。(105-25)。

エチレンジアミン四酢酸 (EDTA) による滴定法(エリオクロムブラック T 法)は、水道水の総硬度を測定する試験法です。(99-23)。

硝酸銀滴定法(モール法)は、沈殿滴定の一種です。塩化物イオンの測定法です。(99-23)。

ピリジン・ピラゾロン法は、シアンの定量法です。(分析化学まとめ 代表的な中毒原因物質)。

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