薬学 CBT 対策(薬学共用試験センター 一部公開分)No.132 問題と解説

 問 題     

抗がん薬による悪心・嘔吐を予防するのに使用される NK1 受容体遮断薬はどれか。

1. アプレピタント
2. グラニセトロン
3. デキサメタゾン
4. ドンペリドン
5. メトクロプラミド

 

 

 

 

 

正解.1

 解 説     

アプレピタントは、嘔吐中枢及び迷走神経終末のタキキニン NK1 受容体を遮断することで制吐作用を示します。(参考 生化学まとめ ペプチド系神経伝達物質)。

正解は 1 です。

ちなみに
グラニセトロン(カイトリル)は、5 – HT3 受容体拮抗型制吐剤です。

デキサメタゾンは、ステロイドです。

ドンペリドン、メトクロプラミドは、共に D2 受容体遮断薬です。

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