薬剤師国家試験 第106回 問114 過去問解説

 問 題     

G タンパク質共役受容体(図中の「受容体」)に細胞外からアゴニストが結合し、続いて細胞内で GDP-GTP 交換反応が起こった段階の、Gs タンパク質各サブユニット (α、β、γ) 及び標的酵素 (図中の「酵素」) の状態を最もよく表しているのはどれか。1つ選べ。

 

 

 

 

 

正解.5

 解 説     

Gタンパク質共役受容体のサブユニット α、β、γ についてですが、α に GDP がまず結合しています。アゴニスト結合に伴い、GDP-GTP 交換反応がおきると、αーGTP と、βγ 複合体がそれぞれ受容体から離れます。離れた αーGTP が、アデニル酸シクラーゼやホスホリパーゼ C を活性化します。

選択肢 を検討すると、酵素に α サブユニットのみが結合している模式図になっているのが、5,6 です。そして、αーサブユニットに結合するのは「GTP」が妥当です。

以上より、正解は 5 です。

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