問 題
食品における農薬の残留基準に関する記述の[ ]に入れるべき語句の正しい組合せはどれか。1つ選べ。
食品衛生法の改正により、食品中の残留農薬については[ a ]制度が施行された。多くの農薬について食品中の残留基準が定められ、残留基準のない農薬等については、食品衛生法に基づき「人の健康を損なうおそれのない量」として一律基準[ b ]ppmが設定された。
- a b
- ネガティブリスト 0.01
- ネガティブリスト 0.1
- ネガティブリスト 1
- ポジティブリスト 0.01
- ポジティブリスト 0.1
- ポジティブリスト 1
正解.4
解 説
法改正前は、危険なものを規制し、それ以外は自由であるという規制でした。すなわち、使ってはいけないもの=ネガティブなもの をあげることによる規制でした。
法改正後は、基準が設定されていない農薬に関しても、一定量以上含まれる食品の流通は原則禁止するという規制の形になりました。これを、ポジティブリスト制度と呼びます。ポジティブリスト制度では、一律基準として 0.01ppm が制定されています。
以上より、正解は 4 です。
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