問 題
75 歳女性。1 年前に軽度認知障害と診断されたが、日常生活に大きな問題はなかった。最近、少し家事を行っただけで疲れを感じるようになったので、健康相談のために薬局を訪れた。
薬剤師は、Cardiovascular Health Study 基準 (CHS 基準) を用いて身体的フレイルの評価を実施し、地域包括支援センターと連携することにした。
評価項目として、適切なのはどれか。2つ選べ。
- 声量低下
- 認知機能低下
- 睡眠時間の短縮
- 体重減少
- 歩行速度の低下
正解.4, 5
解 説
体重減少、筋力低下、疲労感、歩行速度、身体活動を評価し、3つ以上該当する場合を「フレイル」、1~2つ該当する場合を「プレフレイル(フレイルの前段階)」、いずれにも該当しない場合は「ロバスト(健常)」と判定します。
選択肢において該当するのは「体重減少」と「歩行速度の低下」です。
以上より、正解は 4,5 です。
類題 105-343 健康サポート薬局での健康相談会
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