問 題
下図は、即時型食物アレルギーの原因となった食物の割合について、3 年ごとの調査結果を示したものである。A 及び B に該当する食物の組合せとして、正しいのはどれか。1 つ選べ。
* 食物の摂取後 60 分以内に症状が出現し、かつ医療機関を受診したもののうち、原因抗原が特定された症例について、原因となった食物の割合を示した。
消費者庁「令和 3 年度食物アレルギーに関連する食品表示に関する調査研究事業報告書」を基に作成
- A B
- 大豆 ごま
- 鶏卵 いか
- 鶏卵 牛乳
- 牛乳 牛肉
- 大豆 豚肉
正解.3
解 説
食物アレルギーの原因について、えび、かに、卵、乳、小麦 (症例数が多いもの) に加え、そば、落花生 (症状が重篤、生命に関わり 特に留意が必要) が 特定原材料として、表示が義務化されています。(参考 100-230231 11歳男児 給食後アレルギーの症例)。
グラフの中で 1 位、2位を占めている A,B が 小麦でないことはグラフの中の既にわかっている項目から判断できます。また、えび、かにについては選択肢に含まれていません。従って「卵、乳」の組み合わせと考えられます。選択肢から選べば A:鶏卵、B:牛乳です。
以上より、正解は 3 です。
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