薬剤師国家試験 第107回 問21 過去問解説

 問 題     

図は、我が国の薬物事犯について、2010年から2019年の法律別検挙人数を示したものである。法律 A~E は、覚醒剤取締法、大麻取締法、麻薬及び向精神薬取締法、あへん法、毒物及び劇物取締法のいずれかである。近年、法律 B による検挙人数が増加傾向にある。

法律 B として正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 覚醒剤取締法
  2. 大麻取締法
  3. 麻薬及び向精神薬取締法
  4. あへん法
  5. 毒物及び劇物取締法

 

 

 

 

 

正解.2

 解 説     

薬物事犯で、近年増加傾向といえば、大麻です。若者を中心に検挙数が急増しています。B は大麻取締法です。

ちなみに
検挙人数が減少傾向にあり、最大であるのは、覚せい剤です。A は、覚醒剤取締法です。ずっと最少の検挙数であるのは、あへんです。D があへん法です。図から、覚醒剤取締法、大麻取締法、あへん法は確実に読み取れるようにしておきましょう。

以上より、正解は 2 です。
類題 105-318319 学校薬剤師による薬物乱用防止教室102-240241 学校薬剤師による薬物乱用防止教室

 

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