問 題
成人になって気管支ぜん息を再発した患者に対して、フルチカゾンプロピオン酸エステルドライパウダーインヘラーによる治療が、1年前に開始された。
医師による診察前の薬剤師外来で、「ぜん息症状のコントロールはできているが、しゃがれ声がだんだんひどくなってきた。」と相談を受けた。吸入後のうがいはしっかりとできていることから、副作用軽減のために、医師に処方変更を提案することになった。
提案する薬剤として最も適切なのはどれか。1つ選べ。
- プレドニゾロン錠
- プロカテロール塩酸塩水和物錠
- ツロブテロール経皮吸収型テープ
- チオトロピウム臭化物水和物吸入用カプセル
- フルチカゾンプロピオン酸エステルエアゾール吸入用
正解.5
解 説
ぜん息症状のコントロールは出来ているとのことなので、吸入ステロイドは継続すべきと考えられます。これで正解は 5 だろうと判断できるのではないでしょうか。吸入ステロイドによる声がれについて、ドライパウダーをエアゾールに変更することにより、副作用軽減が期待されます。
以上より、正解は 5 です。
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