薬剤師国家試験 第105回 問126 過去問解説

 問 題     

表は、2005年と2018年の食中毒統計に示された主な食中毒原因物質による食中毒の発生状況である。このうち、B~Dに当てはまる原因物質の組合せとして正しいのはどれか。1つ選べ。

 

 

 

 

 

正解.5

 解 説     

1件当たりの患者数が大きい C が「ウェルシュ菌」と考えられます。正解は 1 or 5 です。

B は近年患者数が激減している、D は継続して食中毒原因物質である、と読み取れます。腸炎ビブリオについて、食中毒原因となりやすい生食用の鮮魚介類、かき、ゆでだこ、ゆでがに等について「腸炎ビブリオの規格基準」が設けられ、減少していることが知られています。B が「腸炎ビブリオ」と考えられます。

以上より、正解は 5 です。

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