問 題
( )に当てはまる最も適切な臨床検査値はどれか。1つ選べ。
がん化学療法などの副作用の1つに骨髄抑制があり、特に( )が減少すると、感染症の発症リスクが高くなる。
- EO(好酸球比率)
- SEG(分節核(分葉核)好中球比率)
- PLT(血小板数)
- RBC(赤血球数)
- Hb(ヘモグロビン濃度)
正解.2
解 説
骨髄抑制、感染症の発症リスク という用語から、おそらく「白血球」と最初に連想したのではないでしょうか。そこから選択肢 3~5 は消去できると考えられます。
白血球と一言でいいましたが、白血球とは顆粒球(好中球、好酸球、好塩基球)、単球、リンパ球の総称です。それぞれに固有の役割が存在します。
好酸球、好塩基球はアレルギー反応などにおいて大きな役割を果たす、顆粒球の一種です。好中球は、貪食作用を持ち、感染防止に大きな役割を果たす、顆粒球の一種です。
以上より、正解は 2 です。
コメント