問 題
ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)法により、図の破線で囲んだ塩基配列を増幅したい。適切なプライマーの組合せはどれか。1つ選べ。なお、プライマーの塩基数は簡素化して始めの6塩基のみを記している。また、本法において用いるDNAポリメラーゼは5’ → 3’の方向にDNA鎖を伸長する。
- 5’-CTAGTT-3’ 5’-ATCGGC-3’
- 5’-AAGGAT-3’ 5’-CCCGTT-3’
- 5’-TAGGAA-3’ 5’-GGGCAA-3’
- 5’-AAGGAT-3’ 5’-TTGATC-3’
- 5’-CGGCTA-3’ 5’-CCCGTT-3’
正解.2
解 説
DNA ポリメラーゼが、新しい 鎖を 5′ → 3′ 方向に合成していくイメージは 下図になります。
合成される始めの部分をプライマーとして用意すればよいので
上の一本鎖に対応するプライマーは
5′ – CCCGTT -3′
下の一本鎖に対応するプライマーは
5′ – AAGGAT -3’ となります。
以上より、正解は 2 です。
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