R1年 食品衛生監視員 No.3 微生物学Ⅱ (1) 問題と解説

 問 題     

図は、TCA 回路の概略である。図の Ⓐ ~ Ⓙ に当てはまるものを語群から選び出し、それぞれの番号を記せ。(一部の物質の記載は、省略している。)

<語群>
①アセチル CoA、②オキサロ酢酸、③ギ酸、④クエン酸、⑤酢酸、⑥スクシニル CoA、⑦フマル酸、⑧リンゴ酸、⑨FAD、⑩FADH2、⑪NAD+、⑫NADH + H+

 

 

 

 

 

 解 説     

【クエン酸回路 基礎知識】
クエン酸回路では、ピルビン酸がアセチル CoA となって、回路に取り込まれます。回路への取り込みは「オキサロ酢酸 (C4) +アセチル CoA → クエン酸 (C6)」です。補酵素として NAD+、FAD が用いられ、それぞれ還元されて NADH、FADH2 が産生されます。

【クエン酸回路 詳細】
クエン酸
→ イソクエン酸
→ α-ケトグルタル酸 (C5) ※脱炭酸、+NADH
→ スクシニルCoA ※脱炭酸、+NADH
→ コハク酸 (C4) ※ +1GTP
→ フマル酸 ※ +FADH2
→ リンゴ酸 
→ オキサロ酢酸 ※+NADH   という回路です。

※覚える時はゴロが便利です。有名なゴロ「クエン酸 いそいで けとばし すぐに こわくなり ふまれた りんごを おきざりに」の「こわくなり ふまれた りんごを おきざり」という部分が、個人的に思い出しやすくて好きです。


Ⓐ:① アセチル CoA
Ⓑ:④ クエン酸

Ⓒ:⑪ NAD+
Ⓓ:⑫ NADH + H+

Ⓔ:⑥ スクシニル CoA

Ⓕ:⑨ FAD
Ⓖ:⑩ FADH2

Ⓗ:⑦ フマル酸
Ⓘ:⑧ リンゴ酸
Ⓙ:② オキサロ酢酸 です。

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