公務員試験 H30年 国家専門職(教養) No.14解説

 問 題     

ある銀行で,図のような座席にそれぞれ座ったA~Hの8 人が, 1 ~ 8 の番号札を一つずつ持って窓口に呼ばれる順番を待っており, 1 の番号札, 2 の番号札,…, 8 の番号札の順に呼ばれる。次のことが分かっているとき,確実にいえるのはどれか。

○ Aは,Bの次の番号札を持っている。また,Aの右隣の座席には,Fが座っている。
○ Dは,Fの次の番号札を持っている。また,Dの右隣の座席は空席である。さらに,Dの二つ後ろの座席には, 4 の番号札を持っているHが座っている。
○ Eは,Gの次の番号札を持っている。
○ Cは, 1 の番号札を持っており, 2 列目に座っている。また,Cの一つ前の座席には,Eが座っている。
○ Bは, 3 列目に座っている。また,Bの一つ前の座席には,Hの次の番号札を持った人が座っている。

1.Aの左隣の座席には,Cが座っている。
2.Dは,左端の座席に座っている。
3.Gの二つ前の座席には, 8 の番号札を持っている人が座っている。
4.Hは,Eの次の番号札を持っている。
5.空席の一つ後ろの座席には, 5 の番号札を持っている人が座っている。

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

条件1から、AF が隣同士セットです。
条件2から、Dの右が空席かつ、2つ後ろが H なので、Dは1列目の左端か、真ん中です。
条件4から、ECが縦に並んで、1,2 列目に座っています。
これらをブロックの形で表すと、下図のようになります。

D を1列目の真ん中に配置すると、1例として以下のような並びが考えられます。

C は 1 の番号札を持っているため、条件5の「Bの1つ前はHの次の番号札を持った人」という条件から、Cの後ろは B ではありません。残っている G と確定します。H は4の番号札を持っているため、F が 番号札 5 と決まります。以下のような配置と番号が1例として見つかります。

選択肢 2,3,4 は確実にはいえないため、誤りです。

Dを1列目の左端に配置してみると、やはり1例として以下のような例が考えられます。

すると選択肢 1,3,4 が確実にはいえません。

以上より、正解は 5 です。

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