公務員試験 H30年 国家一般職(教養) No.22解説

 問 題     

箱の中に何本かの缶ジュースがあり,A~Eの5 人で分けた。次のことが分かっているとき,DとEに分けられた缶ジュースの本数の合計は何本か。

○ AとBに分けられた缶ジュースの本数の合計は,分ける前の本数の 7/18 である。
○ AとCに分けられた缶ジュースの本数の合計は,分ける前の本数の 4/9 である。
○ BとCに分けられた缶ジュースの本数の合計は,分ける前の本数の 1/3 である。
○ Aが自分に分けられた缶ジュースをBに4 本渡したところ,AとBの缶ジュースの本数は等しくなった。

1. 26 本
2. 28 本
3. 30 本
4. 32 本
5. 34 本

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説     

A と B の合計が、分ける前の 7/18 である、ということは「(A+B)/ 分ける前」を約分していったら 7/18 ということです。従って、A+B は7の倍数です。また、分ける前は 18 の倍数とわかります。

分母を 18 に揃えてみます。
A + B = 7/18、A + C = 4/9 = 8/18、B + C = 1/3 = 6/18 です。

辺辺足すと 2(A+B+C) = 21/18 です。従って、A+B+C = 21/36 です。全部で1なので、D + E = 15/36 です。つまり、D+E は 15 の倍数とわかります。選択肢に注目すると、15の倍数は 「30本」だけです。

以上より、正解は 3 です。

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