問 題
図のような荷重を受けるラーメン構造において、支点 A とB におけるそれぞれの鉛直方向の反力 VA と VB の組合せとして最も妥当なのはどれか。ただし、反力が上向きの場合を 「+」 とし、部材の自重は無視するものとする。
VA VB
1. 0 kN 4 kN
2. 1 kN 3 kN
3. 2 kN 2 kN
4. 3 kN 1 kN
5. 4 kN 0 kN
正解 (2)
解 説
A における垂直反力を VA、B における垂直反力を VB とします。
縦方向の力に注目すれば
VA + VB = 4 です。
A 点まわりのモーメントに注目します。モーメントは 「力 × 距離」 です。
2 kN の力によって 2 × 2 = 4 (時計回り)のモーメントが生じます。
4 kN の力によって 4 × 2 = 8 (時計回り)のモーメントが生じます。
VB によって 「4 × VB」 (反時計回り)のモーメントが生じます。
モーメントの和が 0 なので、VB = 3 とわかります。
以上より、正解は 2 です。
類題 H28no81
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