公務員試験 H30年 国家一般職(高卒 技術) No.39解説

 問 題     

ディジタル証明書に関する次の記述の ㋐~㋔ に当てはまるものの組合せとして最も妥当なのはどれか。

「ネットワーク上では悪意をもった第三者が本人になりすまして ㋐ を公開する危険性があるため, ㋐ が本当に本人のものであることを証明する必要性がある。

㋐ が本人のものであることを証明するために,認証局が発行するディジタル証明書が用いられる。

A さんの ㋐ がA さんのものであることを証明するために発行されるディジタル証明書には,A さんの ㋐,A さんを識別する情報,有効期限などの情報に加えて, ㋑ の ㋒ 用いて生成されたディジタル署名が含まれている。

認証局が発行するこのディジタル証明書は, ㋓の㋔を用いることで,そのディジタル証明書が正当なものかどうかを確かめることができる。」

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1. 公開鍵 認証局 公開鍵 A さん 秘密鍵
2. 公開鍵 認証局 秘密鍵 認証局 公開鍵
3. 秘密鍵 認証局 秘密鍵 A さん 秘密鍵
4. 秘密鍵 A さん 公開鍵 認証局 公開鍵
5. 秘密鍵 A さん 公開鍵 A さん 秘密鍵

 

 

 

 

 

正解 (2)

 解 説     

㋐は公開されるものなので「公開鍵」です。正解は 1 or 2 です。

㋑ の ㋒ を用いて生成されたディジタル証明書が ㋓ の ㋔ を用いて正当か確認しているため、この2つは同一人物の公開鍵と秘密鍵 に対応するはずです。選択肢に注目すれば、選択肢 1 では、公開鍵の持ち主と秘密鍵の持ち主が一致しません。選択肢 1 は誤りです。

以上より、正解は 2 です。


類題 H29no39

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