公務員試験 H30年 国家一般職(電気・電子・情報) No.22解説

 問 題     

図Ⅰ、Ⅱ、Ⅲのように、真空中において 1 本の細い導線に大きさ I の電流が流れているとき、点P、P、Pにおける磁束密度の大きさ B、B、B の大小関係として最も妥当なのはどれか。

ただし、導線の直線部分は十分に長く、曲線部分は円形であり、導線は同一平面上にあるものとする。また、点 Pと導線との距離は a であり、点 P、P は導線の曲線部分がなす半径 a の円の中心とする。

1.B> B> B
2.B> B > B
3.B> B >  B
4.B > B > B
5.B > B >  B

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説     


導線と点 P の距離が近い部分がより多くなっていくように、導線を図Ⅰ→図Ⅲ→図Ⅱと曲げていったと考えることができるため、その順に磁束密度も大きくなっていきます。従って、大きい方から B>B>Bです。

以上より、正解は 3 です。

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