問 題
図Ⅰ、Ⅱ、Ⅲのように、真空中において 1 本の細い導線に大きさ I の電流が流れているとき、点PⅠ、PⅡ、PⅢ における磁束密度の大きさ BⅠ、BⅡ、BⅢ の大小関係として最も妥当なのはどれか。
ただし、導線の直線部分は十分に長く、曲線部分は円形であり、導線は同一平面上にあるものとする。また、点 PⅠと導線との距離は a であり、点 PⅡ、PⅢ は導線の曲線部分がなす半径 a の円の中心とする。
1.BⅠ> BⅡ> BⅢ
2.BⅠ> BⅢ > BⅡ
3.BⅡ> BⅢ > BⅠ
4.BⅢ > BⅠ > BⅡ
5.BⅢ > BⅡ > BⅠ
正解 (3)
解 説
導線と点 P の距離が近い部分がより多くなっていくように、導線を図Ⅰ→図Ⅲ→図Ⅱと曲げていったと考えることができるため、その順に磁束密度も大きくなっていきます。従って、大きい方から BⅡ>BⅢ>BⅠです。
以上より、正解は 3 です。
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