公務員試験 H29年 国家専門職(教養) No.21解説

 問 題     

が整数となるような正の整数n は何個か。

1. 1 個
2. 2 個
3. 3 個
4. 4 個
5. 5 個

 

 

 

 

 

正解 (2)

 解 説     

ん?という感覚が第一印象ではないでしょうか。「公務員試験で、まぁ見たことがない、何これ?的問題が出たら、具体的に考える、具体的とは、0,±1,,, といった簡単な整数や、きりのいい数値による設定」です。本問では「正の整数 n 」が問われているので、 n = 1 から考えます。

n = 1 の時、分子は -2、分母は 6 です。ー2/6 = ー1/3 です。よって整数ではありません。

以下、 n を増やしてみます。

n = 2 の時、分子は 9、分母は12 です。9/12 = 3/4 です。整数ではありません。
n = 3 の時、分子は 20、分母は 20 です!1になるので、整数です。
n = 4 の時、分子は 31、分母は 30 です。31/30 で惜しくも整数ではありません。
n = 5 の時、分子は 42、分母は 42 です!1になるので、整数です。

これ以降は、分母の方がどんどん大きくなるので、1以下と考えられます。よって、n = 3,5 の2つとわかります。

以上より、正解は 2 です。

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