公務員試験 H29年 国家一般職(農学) No.39解説

 問 題     

次は,我が国の1 人1 か月当たり食料消費支出の推移に関する記述であるが,A~Eに当てはまるものの組合せとして最も妥当なのはどれか。

図は,世帯別の1 人1 か月当たり食料消費支出の推移を表したものである。平成26 年の2 人以上世帯における1 人1 か月当たりの食料消費支出は,約A 円と平成6 年以降横ばいで推移している。

単身世帯(男性)においては, B による支出が増加する一方, C による支出が大きく減少したことから食料消費支出全体では減少傾向で推移している。単身世帯(女性)においては,C 及びD による支出が減少する一方, B による支出が増加しており,食料消費支出全体では横ばいとなっている。平成6 年以降におけるB への支出については,単身男性,単身女性とも, 2 人以上世帯の1 人1 か月当たりの支出に比べてE 状況にある。

/ABCDE
1.2 万3 千外食加工食品生鮮食品少ない
2.2 万3 千加工食品外食生鮮食品多い
3.2 万3 千加工食品生鮮食品外食少ない
4.3 万3 千外食生鮮食品加工食品多い
5.3 万3 千加工食品外食生鮮食品多い

 

 

 

 

 

正解 (2)

 解 説     

A が 3.3 万円だと、2人で食費が 6.6 万円です。これは少し高い印象ではないでしょうか。また、単身世帯において増加するのは加工食品、男性で特に減少しているのは外食と考えられます。

以上より、正解は 2 です。

コメント