公務員試験 H29年 国家一般職(農学) No.11解説

 問 題     

次は,我が国におけるイモ類の栽培や用途,品種に関する記述であるが,A~Eに当てはまるものの組合せとして最も妥当なのはどれか。

平成26 年における A の作付面積を全国農業地域別にみると,北海道が栽培面積の第1位を占めている。品種には,青果用の「B 」,デンプン用の「コナフブキ」などがある。平成27 年におけるC の作付面積を全国農業地域別にみると,九州が第1 位, Dが第2 位となっている。品種には,青果用の「ベニアズマ」,汎用性が高い「E 」などがある。

/ABCDE
1.かんしょ高系14 号ばれいしょ関東シロユタカ
2.かんしょ高系14 号ばれいしょ東海コガネセンガン
3.ばれいしょトヨシロかんしょ関東シロユタカ
4.ばれいしょメークインかんしょ東海シロユタカ
5.ばれいしょメークインかんしょ関東コガネセンガン

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

A ですが
「北海道が1位」とあるので、ばれいしょと判断できます。かんしょであれば、1位は鹿児島と考えられます。これで正解は 3~5 です。

そして、トヨシロ、メークインはともにばれいしょの品種ですが、トヨシロは「加工用」です。具体的にはポテチによくなっています。青果用とあるので、メークインが B に入ります。

かんしょの第2位は、関東地方です。茨城、千葉が面積上位です。

以上より、正解は 5 です。

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