公務員試験 H29年 国家一般職(高卒 基礎) No.36解説

 問 題     

次のA~Eのうち,日本国憲法に規定する国会の権限に関する記述として妥当なもののみを挙げているのはどれか。

A:外交関係の処理を行い,条約を締結すること。
B:天皇の国事行為に関する助言と承認を行うこと。
C:議決により国務大臣を罷免すること。
D:罷免の訴追を受けた裁判官を裁判する弾劾裁判所を設置すること。
E:憲法の改正を発議すること。

1.A,C
2.A,D
3.B,C
4.B,E
5.D,E

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

記述 A ですが、条約「締結」は内閣の権限です。ちなみに条約の「承認」は国会の権限です。

記述 B ですが、天皇の国事行為に関する助言、承認は内閣の権限です。

以上より、正解は 5 です。

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