公務員試験 H29年 国家一般職(高卒 基礎) No.19解説

 問 題     

図は,我が国における宿泊旅行について,延べ宿泊者数(全体),日本人延べ宿泊者数,外国人延べ宿泊者数の対前年増減率の推移を示したものである。

これから確実にいえるのはどれか。ただし,延べ宿泊者数(全体)は,日本人延べ宿泊者数と外国人延べ宿泊者数の合計である。

1.平成24~27 年のうち,外国人延べ宿泊者数が前年を下回った年は,平成25 年だけである。

2.平成25 年についてみると,日本人延べ宿泊者数は外国人延べ宿泊者数を下回っている。

3.平成26 年についてみると,外国人延べ宿泊者数の前年からの増加数は,日本人延べ宿泊者数の前年からの減少数を上回っている。

4.平成27 年の延べ宿泊者数(全体)に占める外国人延べ宿泊者数の割合は,前年のそれを下回っている。

5.平成27 年の日本人延べ宿泊者数は,平成23 年のそれを下回っている。

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説     

選択肢 1 ですが、「外国人」なので■・・・に注目します。目盛りが右軸である点に注意が必要です。ずっと+の値をとっています。宿泊者数が前年を下回った年はありません。よって、選択肢 1 は誤りです。

選択肢 2 ですが、日本人と外国人の宿泊者「数」はこの資料から読み取れません。比較もできません。よって、選択肢 2 は誤りです。

選択肢 3 は確実にいえます。平成 26 年は、日本人延べ宿泊者数は前年に比べ1%減少しています。一方、外国人は 20% 弱増加しています。そして、全体の延べ宿泊者数が前年比で2%弱増えている という点がポイントです。

延べ宿泊者=日本人延べ宿泊者+外国人延べ宿泊者 なので、外国人の増加数が、日本人の減少数を上回っていないと、延べ宿泊者はプラスにならないとわかります。

選択肢 4 ですが、全体の伸びは 7% 弱です。一方、外国人宿泊者数の伸びは 50% 弱です。よって、全体に占める外国人の割合は前年よりも上回ります。よって、選択肢 4 は誤りです。

選択肢 5 ですが、日本人宿泊者数は +4%弱→+5%弱→ー1%→+2%強という前年比なので、近似して単純に足すと H27 年の方が +10% 増程度と考えられます。よって、選択肢 5 は誤りです。

以上より、正解は 3 です。

コメント