公務員試験 H29年 国家一般職(高卒 基礎) No.18解説

 問 題     

年齢の異なるA,B,Cの3 人がいる。AとBの年齢の比は,今から8 年前には6:5であったが,今から8 年後には10:9 となる。また,AとCの年齢の比は,今から8 年前には2:1 であった。このとき,BとCの年齢の差はいくらか。

1. 2 歳
2. 4 歳
3. 6 歳
4. 8 歳
5. 10 歳

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説     

今の年齢を x とおいてもよいのですが、微妙に比の計算が面倒くさくなる(8 年前を x – 8 とおくと、比で言う1を考えるために 6 で割らなくてはならない)ので、8年前の年齢を A,B それぞれ 6k,5k とおきます。この置き方は、「比が ◯:△」と言われた時に役に立つのでぜひ身につけておくとよいです。

すると、今はA,Bそれぞれ 6k + 8,5k + 8 歳です。そして、今から 8 年後は 6k + 16, 5k + 16 歳です。これが10:9 なので「 (6k + 16):(5k + 16) = 10:9 」です。外同士、内同士を掛けて「54k + 144 = 50k + 160」です。従って、k = 4 とわかります。

8 年前の A の年齢が 24 歳です。よって、C は 8 年前、12 歳です。ちなみに、8 年前の B は 20 歳です。従って、今は A 32,B 28,C 20 歳とわかります。B,C の年齢差は 8 歳です。

以上より、正解は 4 です。

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