公務員試験 H29年 国家一般職(化学) No.34解説

 問 題     

次の反応の主生成物である化合物 X として最も妥当なのはどれか。

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説     

リンイリドがあるので、Wittig 反応を思い出します。反応の一例が下図になります。C=O 部分が、リンイリドのアルキル部分に置き換えられる反応です。

本問であれば、C=O が C=CHCH3 になった化合物が主生成物です。

選択肢 1~3 は
OH として O が残っているため、明らかに誤りです。

選択肢 5 は
C=C=C という部分が明らかに誤りです。

以上より、正解は 4 です。 

ちなみに
「イリド」とは、正電荷を持つヘテロ原子と、負電荷を持つ原子(一般に炭素)が、共有結合で隣接した構造をもつ化合物の総称です。

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