公務員試験 H29年 国家一般職(教養) No.22解説

 問 題     

ある職場では,表のような消耗品を3 回に分けて必要個数だけ購入した。

○ 1 回目は,クリアファイルを除く3 種類の消耗品をそれぞれ1 個以上購入し,合計金額は1,200 円であった。

○ 2 回目及び3 回目は,共に4 種類全ての消耗品をそれぞれ1 個以上購入し,合計金額は,2 回目が2,300 円, 3 回目が1,500 円であった。

このとき,確実にいえるのはどれか。

1. 1 回目に消しゴムを2 個購入した。
2. 1 回目にガムテープを3 個購入した。
3. 2 回目に付せん紙を1 個購入した。
4. 2 回目にガムテープを3 個購入した。
5. 3 回目に消しゴムを1 個購入した。

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説     

3回目は、全ての消耗品を最低1個購入です。全て1個ずつ買うと 1100 円です。残り 400 円を作るには、消しゴム、ガムテ 1個ずつしかありません。よって、3回目に買ったのは「消しゴム2個、付せん紙を1個、ガムテ2個、クリアファイル1個」です。

1回目は、クリアファイルを除く3種類を最低1個購入です。全て1個ずつ買うと 570 円です。残りは 630 円です。さらにガムテ2個買うのは、無理です。さらにガムテ1個買うと、残 340 円です。これは付せん紙 2個の組み合わせとわかります。

この時、2回目には必要個数に足りない分を全て買っているはずなので、消しゴムを4個、付せん紙を1個、ガムテープを4個、クリアファイルを1個」購入していたとわかります。これは確かに2,300円です。

以上をふまえて、選択肢を検討すると

選択肢 1 ですが、1回目に消しゴムは1個です。よって誤りです。

選択肢 2 ですが、1回目にガムテは2個です。よって誤りです。

選択肢 3 は妥当です。

選択肢 4 ですが、2回目のガムテは4個です。よって誤りです。

選択肢 5 ですが、3回目の消しゴムは2個です。よって誤りです。

以上より、正解は 3 です。

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