公務員試験 H29年 国家一般職(高卒 技術) No.93解説

 問 題     

直結式給水方式を用いる 2 階建集合住宅の 2 階に洗面所を設ける場合、この洗面所に必要な水道本管の圧力として最も妥当なのはどれか。

ただし、洗面所の水栓の必要水圧を 30 kPa、水道本管から洗面所の水栓までの摩擦損失を 10 kPa、水道本管から洗面所の水栓までの高さに相当する水圧を 50 kPa とする。

1. 30 kPa
2. 50 kPa
3. 70 kPa
4. 90 kPa
5. 110 kPa

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説     

給水方式には
『直結式」と「貯水槽式」があります。

・水道本管から洗面所の水栓までの高さに相当する水圧が 50kPa
・水道本管から洗面所の水栓まで摩擦損失が 10kPa
これらの情報から、水道本管から洗面所までちょうど水を送るのに 60kPa 必要です。

そして、洗面所の水栓で 30kPa で水が出るということなので
60 + 30 = 90kPa となります。

以上より、正解は 4 です。

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