公務員試験 H29年 国家一般職(高卒 技術) No.83解説

 問 題     

木材に関する記述㋐,㋑,㋒のうち妥当なもののみを全て挙げているのはどれか。

㋐ 辺材と心材を比較すると,一般に,心材は辺材より強度が大きく,耐久性がある。
㋑ 板材で,樹皮側の面は木表,髄側の面は木裏である。
㋒ 集成材は通常の木材よりも品質にばらつきが大きく,構造材には用いられない。

1.㋐
2.㋐,㋑
3.㋐,㋒
4.㋑,㋒
5.㋒

 

 

 

 

 

正解 (2)

 解 説     

㋐は妥当な記述です。
辺材が外側に近い部分、心材が中心に近い部分です。一般に、心材の方が耐久性に優れます。

㋑は妥当な記述です。
木表と木裏を間違えると、反りにより問題が起きたりするので注意が必要です。

㋒ですが
集成材とは、細かくした乾燥木材を接着剤で組み合わせた人工の木材です。強度や品質が安定しているので扱いやすい木材です。「・・・品質にばらつきが大きく、、、」という記述は明らかに誤りと考えられます。

以上より、正解は 2 です。


類題 H27no88

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