公務員試験 H29年 国家一般職(高卒 技術) No.49解説

 問 題     

図のように,断面積 A の一様な丸棒に引張荷重 W が作用している。このとき,丸棒に生じる引張応力として最も妥当なのはどれか。ただし,丸棒の重さは無視するものとする。

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説     

引張応力の定義を知っているかどうかという問題です。
軸方向力を P、断面積を A とすると、軸応力 σ は P/A です。本問では「引張荷重 W が軸方向力なので、W/A です。

ちなみに
・力を加えて、元々 長さ l の物体が Δl 伸びた時、ひずみ ε を Δl/l で表します。
この時、E をヤング係数(ヤング率)として σ = Eε が成立します。ここまでが基礎知識です。この機会におさえておきましょう!

以上より、正解は 4 です。


類題 H28no49

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