問 題
測量に関する記述㋐~㋓のうち下線部が妥当なもののみを全て挙げているのはどれか。
㋐ トラバース測量は地表面の高低差を正確に求めるための測量であり、レベルと標尺などを用いる。
㋑ 測定条件が異なる場合、測定値の信用度を示す重み(軽重率)を考慮して真値を求める。
㋒ GPS測量は人工衛星から発信される電波を受信して行うもので、天候に左右されず測量できるなどの特徴をもつ。
㋓ トータルステーションは、同一の視準軸から水平角、鉛直角、斜距離を一度に観測できる測量機器である。
1.㋐、㋑、㋒
2.㋐、㋒、㋓
3.㋑、㋒、㋓
4.㋑、㋓
5.㋒、㋓
正解 (5)
解 説
記述㋐ですが、トラバース測量とは位置を測量するものです。高低差を正確に求める測量は水準測量です。
記述㋑ですが、測量には誤差が必ず伴います。真値は求めることが原則としてできません。軽重率を考慮して求めるのは「最確値」と考えられます。
㋐、㋑は誤りです。
よって、正解は 5 です。
類題 H24no31
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