公務員試験 H29年 国家一般職(土木) No.28解説

 問 題     

図のように地下水位が地表面から深さ2mにある地盤において、地下水位が低下し地表面から4mになった。

地表面から深さ10mの地点における地下水位低下による有効応力の変化量はおよそいくらか。

ただし、地下水位より上の土の湿潤単位体積重量を18kN/m3、地下水位より下の土の飽和単位体積重量を19kN/m3、水の単位体積重量を10kN/m3とする。

1.18kN/m2の減少

2.9kN/m2の減少

3.変化なし

4.9kN/m2の増加

5.18kN/m2の増加

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

1m あたり、水位より上なら 18kN/m2、水位より下なら浮力受けて (19-10 = 9) kN/m2ということです。

地下水位低下前と低下後についてそれぞれ土被り圧を求めると、以下のようになります。

従って、18kN/m2 の増加です。

正解は 5 です。

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