問 題
図Ⅰのような長さ 2L の単純梁の点bを、ばね定数 k のばねで支えている構造において点 b に鉛直集中荷重 P が作用したときの点 b のたわみ δb として最も妥当なのはどれか。
なお、図Ⅱのような長さ l の単純梁の点 e に鉛直集中荷重 P が作用したときのたわみ δe は次式で表されるものとする。
ただし、図Ⅰと図Ⅱの梁の断面は一様であり、断面2次モーメント、ヤング係数は等しくそれぞれ I、Eとする。
また、梁の自重は無視し、変位(たわみ)は微小であるものとする。
正解 (1)
解 説
「k = 0 の時がばねが無い時」なので、選択肢に k = 0 を代入して、公式の l = 2L の場合、つまりPL3/6EI にならないものは誤りです。
よって正解は 1 or 2 です。
さらに「I = 0 の時が梁がなくなった場合」と考えることができます。
ばね定数 k のばねにP の力がかかっていれば、フックの法則 F = kx より変位は P/k のはずです。
よって正解は 1 です。
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