公務員試験 H28年 国家専門職(教養) No.14解説

 問 題     

A~Fの6 グループが,それぞれ日本国内の別の場所にカップル又は家族で滞在中である。次のことが分かっているとき,確実にいえるのはどれか。

○ 6 グループの滞在先は,島が1 か所,古都が2 か所,高原が3 か所である。
○ Bの滞在している場所から見て,東側には2 グループがおり,北側には4 グループがいる。
○ Dの滞在している場所から見て,西側には2 グループがおり,南側には2 グループがいる。
○ 6 グループのうち,東側にいる3 グループは高原に滞在しており,また,最も南側にいるグループは島に滞在している。
○ 6 グループのうち,南側にいる3 グループはカップルで滞在しており,残りの3 グループは家族で滞在している。
○ Aはカップルで,Fは家族で滞在している。また,Cは古都に,Eは高原に滞在している。

1.高原にいるグループは全て家族で滞在している。
2.古都にいるグループは全て家族で滞在している。
3. 6 グループのうち,最も東側の場所に滞在しているグループはFである。
4.CはEよりも北側の場所に滞在している。
5.DはFよりも西側の場所に滞在している。

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

B から見て、東に2グループ、北に4グループなので、B は6グループの中で「東から3番目、北から5番目」に位置するとわかります。同様に、D は「東から4番目、北から4番目」に位置するとわかります。

そして、全体を東と西でわけてみると、以下のような位置関係にまとめることができます。

ここで、南側の3グループがカップルで滞在なので、島にいるのはカップルです。F は家族なので、島にいるのは F ではありません。さらに C は古都に滞在しています。よって、残っている A が 島です。そして、F は高原で東側にいることがわかります。D は古都です。南側の 3 グループは A,B,D となります。

以上をふまえて、各選択肢を検討します。

選択肢 1 ですが、 B は、高原かつカップルです。
選択肢 2 ですが、D が、古都かつカップルです。
選択肢 3 ですが、E,F のどちらがより東かは確定しません。
選択肢 4 ですが、C,E のどちらがより北かは確定しません。
選択肢 5 は確実です。F は東側にいるため、D の方が確実に西側です。

以上より、正解は 5 です。

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