公務員試験 H28年 国家一般職(高卒 技術) No.99解説

 問 題     

建築基準法上,用途地域とその地域内で特定行政庁の許可を受けずに建築可能な建築物の用途の組合せ㋐~㋓のうち妥当なもののみを挙げているのはどれか。

/ 用途地域 建築物の用途
第一種低層住居専用地域 巡査派出所
第二種住居地域 映画館
近隣商業地域 病院
工業専用地域 小学校


1.㋐,㋑
2.㋐,㋒
3.㋐,㋓
4.㋑,㋒
5.㋑,㋓

 

 

 

 

 

正解 (2)

 解 説     

㋐は妥当な記述です。
第一種低層住居専用地域は「低層住宅の良好な環境を守るための地域」です。巡査派出所は良好な環境を守るために必要で、特に許可が不要と判断するとよいのではないでしょうか。

㋑ですが、第二種住居地域は「主に住居の環境を守るための地域」です。「住居地域」に「映画館」が突然ある、というのは違和感があるのではないでしょうか。この組合わせは妥当ではありません。

㋓の方が判断しやすいと思います。工業専用地域に小学校があっては、児童によい環境ではないと考えられると思います。㋓は誤りです。

以上より、妥当な組み合わせは㋐、㋒です。
正解は 2 です。


類題 H27no77

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