公務員試験 H28年 国家一般職(高卒 技術) No.95解説

 問 題     

共同住宅の計画に関する記述㋐、㋑、㋒のうち妥当なもののみを全て挙げているのはどれか。

㋐ 共同住宅の台所・浴室・便所などの水回りは、可能な限り集約させ、上下階の位置が重なるように配置するのが望ましい。
㋑ 2 階以上の階にあるバルコニーにおいては、手すり高さを60 cm とする。
㋒ 共同住宅においては、建築物の規模や内装材の種類などに応じて、地上等に通ずる二つ以上の避難経路を確保することが規定されている。

1.㋐
2.㋐、㋑、㋒
3.㋐、㋒
4.㋑
5.㋑、㋒

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説     

㋐は妥当な記述です。

㋑ですが
建築基準法施行令 126 条の 1 項によれば、高さ 1.1m以上の手すり壁などの設置が必要です。「60cm」ではありません。これを知らなくても、60cm は少し低すぎるのではないかという感覚で判断したい選択肢です。よって、㋑は誤りです。

㋒は妥当な記述です。

以上より、正解は 3 です。

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