公務員試験 H28年 国家一般職(高卒 技術) No.39解説

 問 題     

補助記憶装置に関する次の記述㋐,㋑,㋒の下線部について妥当なもののみを全て挙げているのはどれか。

㋐ SSD(solid state drive)は,磁気ディスク装置と同じ接続の規格をもち,フラッシュメモリを利用した補助記憶装置である。

㋑ 光ディスク記憶装置は,直径12 cm 又は8 cm の円盤の表面に微弱なレーザ光を当てたときの反射率の違いにより情報を読み取る。

㋒ 磁気ディスク装置は,円盤の両面に磁性体を塗ったものを複数枚重ね,これらを高速で回転させながら,磁気ヘッドを接触させてデータのやり取りを行う。

1.㋐
2.㋐,㋑
3.㋑
4.㋑,㋒
5.㋒

 

 

 

 

 

正解 (2)

 解 説     

㋐は妥当な記述です。
SSD は、磁気ディスク と異なり、シーク時間や回転待ちがないため、一般的により高速なデータ転送を実現しています。

㋑は妥当な記述です。
表面にわずかなくぼみがあり、その有無によりレーザー光の反射率がわずかに変化します。

㋒ですが
磁気ヘッドと磁気ディスクの間には適切な隙間が必要です。高速回転しているものと接触させては摩擦による衝撃が大きなものとなることから判断するとよいのではないでしょうか。記述㋒は誤りです。

以上より、正解は 2 です。

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