公務員試験 H28年 国家一般職(高卒 技術) No.22解説

 問 題     

抵抗値がR〔X〕で断面が円形の電線がある。この電線と同じ材質から成り,直径が2 倍,長さが4 倍である断面が円形の電線の抵抗値として最も妥当なのはどれか。

1. R/4
2. R/2
3. R
4. 2R
5. 4R

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説     

導線の抵抗は、長さに比例し、断面積に反比例します。これが基礎知識です。
気をつけなければいけないのは「直径や半径が ◯ 倍になると、断面積は ◯2 倍になっているということです。

長さが 4 倍で、抵抗は 4 倍になります。そして、直径が 2 倍なので、断面積は 22 = 4 倍になります。その結果、抵抗は 1/4 倍です。両方をかけ合わせれば 4 × 1/4 = 1 なので、結局元の抵抗とかわりません。

以上より、正解は 3 です。

コメント