H28年 国家一般職(高卒 技術) No.18 情報 解説

 問 題     

情報セキュリティに関する記述 ㋐,㋑,㋒ のうち妥当なもののみを全て挙げているのはどれか。

㋐ 文書の送信者を証明し,その文書が改ざんされていないことを保証する技術として,電子署名(ディジタル署名)がある。

㋑ コンピュータがウイルスに感染したことが疑われる場合,まずコンピュータの再起動を行い,次にそのコンピュータから電子メールで管理者に報告するのが,適切な処置である。

㋒ パスワードやユーザID をメモなどに残すことはセキュリティ上危険であるので,氏名や生年月日,電話番号など覚えやすいものに統一することが望ましい。

1.㋐
2.㋐,㋑
3.㋑
4.㋑,㋒
5.㋒

 

 

 

 

 

正解 (1)

 解 説     

㋐は、妥当な記述です。

㋑ですが
ウイルス感染が疑われる場合とは、勝手にアプリケーションが起動したり、再起動されたりといった現象です。この場合、つながっているネットワークケーブルがあるのであれば切断します。無線 LAN でつながっているならば、ワイヤレス機能を オフにします。そのコンピュータから電子メールを送ってしまうと、情報の流出等のおそれがあるため、不適切です。よって、㋑は誤りです。

㋒ですが
1つバレると全て破られる上に、氏名や生年月日などでは推測がしやすいため、望ましくありません。よって、㋒は誤りです。

以上より、正解は 1 です。

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