公務員試験 H28年 国家一般職(土木) No.38解説

 問 題     

我が国の港湾に関する記述㋐~㋓のうち下線部が妥当なもののみを全て挙げているのはどれか。

㋐ 2011年における世界の国別コンテナ取扱個数は、中国、米国の順に多く、日本は3番目に多い。

㋑ 我が国の港湾は、国際拠点港湾、重要港湾、地方港湾などに分類されるが、京浜港、大阪港、神戸港は国際戦略港湾に指定されている。

㋒ 港湾を全体として開発し、保全し、これを公共の利用に供し管理する港湾管理者は、港務局又は地方公共団体がなる。

㋓ 防波堤、岸壁、桟橋は船舶が離着岸して貨客の積卸しなどを行う係留施設である。

1.㋐、㋑

2.㋐、㋑、㋒

3.㋑、㋒

4.㋑、㋒、㋓

5.㋒、㋓

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説     

記述㋐ですが、日本はそんなに高い順位にはいません。よって、記述㋐は誤りです。

正解は 3~5 です。

記述㋑、㋒は正しい記述です。

ちなみに、「京浜港」とは東京、横浜、川崎港等を総称する港の名前です。同様に、大阪、神戸港等を総称して「阪神港」と呼びます。

記述㋓が判断が簡単です。係留施設として「防波堤」は明らかに不適切です。

よって、記述㋓は誤りです。

正解は 3 です。

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