公務員試験 H28年 国家一般職(土木) No.16解説

 問 題     

右向きに速さ5m/sで進む波長5mの正弦波がある。

いま、図のように点Pが波とは正反対の向きに一定の速さ5m/sで動き始めるとき、動き始めてから5秒後までに点Pを通過する波の山の数はいくつか。

1.0

2.3

3.5

4.10

5.20

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説     

1秒後を考えるとわかりやすいと思われます。

波長とは、山から山 もしくは 谷から谷の長さです。

Pに近い方の山から山1、山2・・・と名前をつけたとします。

1秒後は、以下の図のように表されます。

1秒後にPは山1、山2と山を2個通過して、谷の場所にいます。

すると、位置関係が1秒前と変わっていないため、次の1秒後には山3、山4を通過し、また谷の場所にいると考えられます。

5秒後には山を 10 個通過します。

以上より、正解は 4 です。

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