公務員試験 H27年 国家専門職(食品衛生監視員) No.3微生物学Ⅰ(3)解説

 問 題     

ウイルスに関する記述 ①~⑤ について妥当なものには ○ を、妥当でないものには × をそれぞれ記せ。

① ウイルス核酸に含まれる遺伝子の数は細菌と同程度である。

② ウイルス様の感染因子として核酸だけで植物に感染するものはウイロイドと呼ばれる。

③ 単層培養細胞にウイルスを接種し培養することによりウイルスの数を定量することができる。

④ 食中毒の原因となるノロウイルスはコロナウイルス科に属するRNA ウイルスである。

⑤ A型肝炎ウイルスによる食中毒の潜伏期間は約5日である。

 

 

 

 

 

 解 説     

①ですが
一般的にはウイルスの方が遺伝子数は少ないです。ただし、例外は多くあります。

②は、妥当な記述です。
200~400bp(base pair) 程度で、環状一本鎖RNA です。

③は、妥当な記述です。
プラーク法等の名前で呼ばれます。

④ですが
ノロウイルスは、カリシウイルス科です。コロナウイルス科といえば、SARSが代表例です。ちなみに、ノロウイルスはRNAウイルスです。

⑤ですが
肝炎ウイルスは、潜伏期が比較的長く、A型は4週間ほどです。B型は 平均90日です。C型は6~7週間ほどです。

以上より、①☓、②◯、③◯、④☓、⑤☓ です。

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