問 題
農業機械に関する記述として最も妥当なのはどれか。
1. 反転耕にはハローなどの作業機が使われる。この作業でできたれき土をプラウなどの砕土機で更に細かく砕く。ディスクプラウは砕土機として最もよく使われる作業機である。
2. スピードスプレーヤはヘリコプタに搭載して農薬の空中散布を行う防除機であり水田や大規模な畑地で多く用いられる。
3. カントリエレベータは調製施設でありライスセンタに比べて乾燥機の容量は小さく貯蔵施設はない点が特徴である。カントリエレベータには個別処理方式と集団処理方式とがある。
4. ヘイテッダは牧草を取り入れやすいように帯状に集草する機械である。またロールベーラは牧草などを刈り取り又は拾い上げ細断し吹き上げて運搬車に積み込む機械である。
5. 根菜類のハーベスタにはジャガイモ用やニンジン用などがある。ポテトハーベスタはジャガイモの掘取り土や石の分離選別・収納・搬出を１工程で行う機械である。
解 説
選択肢 1 ですが
ハローは砕土機です。反転耕はプラウです。よって、選択肢 1 は誤りです。
選択肢 2 ですが
スピードスプレーヤーは「液状」肥料をばらまくために用いる機械です。ヘリに搭載する機械ではありません。よって、選択肢 2 は誤りです。
選択肢 3 ですが
個別処理方式、集団処理方式があるのは「ライスセンタ」です。ちなみに、ライスセンタはもみの荷受～感想、もみすり、出荷等を行う施設です。そして、カントリエレベータは穀物の貯蔵施設の一種です。よって、選択肢 3 は誤りです。
選択肢 4 ですが
帯状に集草するのは「ヘイレーキ」です。ヘイテッダは、刈り取った牧草を反転、拡散する機械です。よって、選択肢 4 は誤りです。
選択肢 5 は、妥当な記述です。
以上より、正解は 5 です。
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