公務員試験 H27年 国家一般職(高卒 基礎) No.26解説

 問 題     

次はルネサンスに関する記述であるがA B Cに当てはまるものの組合せとして最も妥当なのはどれか。

ヨーロッパでは14世紀頃から教会中心の価値観から個人の尊厳を重んずる人間中心の価値観への転換が模索され、古代ギリシア・ローマの文化を模範とするルネサンスと呼ばれる文化運動が始まった。

その根本精神はA であり、中世のキリスト教的・禁欲的な価値観や自然な人間性の抑圧を批判的に捉え人間の理性や尊厳を尊重するものであった。

イタリアではルネサンスの先駆者とされる詩人のB が登場し、さらにC、ミケランジェロ、ラファエロらが、絵画、彫刻、建築等の分野で活躍した。

  •   A      B        C
  1. 人文主義  ダンテ     レンブラント
  2. 人文主義  ダンテ     レオナルド=ダ=ヴィンチ
  3. 人文主義  ボッティチェリ レンブラント
  4. ロマン主義 ダンテ     レオナルド=ダ=ヴィンチ
  5. ロマン主義 ボッティチェリ レンブラント

 

 

 

 

 

正解 (2)

 解 説     

A は「人間中心の思想」なので「人文主義」です。ちなみに「ロマン主義」は、18C 後半~19C の思想です。

Bですが、詩人の、とあるので「ダンテ」です。ボッティチェリは画家です。ルネサンス絵画の代表的人物です。

C ですが、レンブラントは画家ですが、バロック期(16C~17C)の代表的画家です。

以上より、正解は 2 です。

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