公務員試験 H27年 国家一般職(高卒 基礎) No.12解説

 問 題     

次はあるクラスの時間割の一部であり、表に記載されている教科等の他に空欄に入る教科等として、英語が5時間、理科が4時間、保健体育が3時間、総合的な学習の時間が2時間ある。

各教科等について次のことが分かっているとき確実にいえるのはどれか。ただし複数の授業が同一の時間に行われることはない。

○ 英語の授業は1日1時間でありいずれの曜日でも国語の授業の直前又は直後にある。また英語の授業は各曜日で異なる時間に行われる。
○ 理科の授業は2日行われ1日につき2時間連続である。
○ 保健体育の授業は1日1時間であり2日続けてはない。
○ 総合的な学習の時間の授業は1日1時間でありいずれも5時間目である。

  1. 水曜日の3時間目は保健体育の授業である。
  2. 金曜日の5時間目は英語の授業である。
  3. 総合的な学習の時間の授業がある日は水曜日と金曜日である。
  4. 午後に保健体育の授業が行われる日がある。
  5. 国語の授業の直後に英語の授業がある日は2日のみである。

 

 

 

 

 

正解 (1)

 解 説     

「国語の直前 又は 直後が 英語」なので、水曜は 1 限国語だから、 2 限目が英語と確定します。

すると、各曜日で英語は異なる時間なので、月曜 2 限は英語ではありません。連続する 2 限必要な理科も入りません。5限にしか入らない総合的な学習も違います。

消去法で、月曜 2 限は保健体育です。国語の直後しか空いてないので、月曜 4 限が英語です。月曜5限は総合的学習の時間とわかります。

ここまでを表にまとめると、以下のようになります。

すると、理科が入るのは、火曜の 3,4 限と、木曜の 3,4 限しかないとわかります。すると火曜日の 1 限が英語です。また、木曜日の 6 限が英語です。さらに、水曜日の 3 限は保体しかありえず、水曜の 5 限は総合とわかります。

表に追加すると、以下のようになります。

金曜日の3限目と5限目については、E or 保体のどちらでもOKです。以上をふまえて、各選択肢を検討します。

選択肢 1 は確実です。
選択肢 2 ですが、保体かもしれず確定しません。よって、選択肢 2 は誤りです。
選択肢 3 ですが、総合は月曜日と水曜日です。よって、選択肢 3 は誤りです。
選択肢 4 ですが、金曜日の3限に保体の場合に、午後行われないため、確定しません。よって、選択肢 3 は誤りです。
選択肢 5 ですが、金曜日の 5 限に英語がある場合、国語の直後に英語があるのは 3 日になります。よって、選択肢 5 は誤りです。

以上より、正解は 1 です。

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