公務員試験 H27年 国家一般職(化学) No.33解説

 問 題     

次の反応の主生成物である、化合物 X として最も妥当なのはどれか。

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

R-MgX (※Xはハロゲン) で表されるのは、グリニャール試薬です。Rが負電荷を持っていますグリニャール試薬による反応なので、C=O の C に、試薬のアルキル部分が付加する増炭反応です。生成物はアルコールです。従って、選択肢からまずアルコールを選ぶと正解は 4 or 5 です。

4 or 5 となりましたが、後は、「C=O の C だった所」に「エチル基」がついている方を選べばよいです。

以上より、正解は 5 です。

コメント