公務員試験 H27年 法務省専門職員 No.37解説

 問 題     

次は第2期教育振興基本計画の前文からの抜粋であるが、A B Cに当てはまるものの組合せとして最も妥当なのはどれか。

今正に我が国に求められているもの、それは「 A 」である。(中略)

日本には世界から評価される「人の絆(きずな)」や基礎的な知識技能の平均レベルの高さなど様々な「強み」がある。これらを踏まえて、経済成長のみを追求するのではない、B に適合した新たな社会モデルを構築していくことが求められている。(中略)

そして、教育こそが、人々の多様な個性・能力を開花させ人生を豊かにするとともに、社会全体の今後一層の発展を実現する基盤である。特に、今後も進展が予想される少子化・高齢化を踏まえ,一人一人が生涯にわたって能動的に学び続け、必要とする様々な力を養い、その成果を社会に生かしていくことが可能な生涯学習社会を目指していく必要がある。(中略)

このため、第2期計画においては、「①社会を生き抜く力の養成」、「②未来への飛躍を実現する人材の育成」、「③ C 」、「④ 絆(きずな)づくりと活力あるコミュニティの形成」を基本的方向性として位置付け、明確な成果目標の設定と、それを実現するための具体的かつ体系的な方策を示す。

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

第2期教育振興基本計画は、対象期間 H25 ~ 29 年の基本計画です。

A ですが
今正に求められているものとしては「主体的な学び」というキーワードに注目すれば、選択肢 4,5 が正解と判断できるのではないでしょうか。

次に B ですが
「経済成長のみを追求するのではない」とくれば「成熟社会」を選べると思われます。これにより、C は「学びのセーフティネットの構築」とわかります。

以上より、正解は 5 です。

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