公務員試験 H27年 国家一般職(高卒 技術) No.96解説

 問 題     

地形及び植生と日照の関係に関する次の記述の ㋐ ~ ㋔ に当てはまるものの組合せとして最も妥当なのはどれか。

「冬季の日照を確保するには、一般に、建築物を敷地の ㋐ 寄りに配置する。この場合、㋑ 斜面や平坦地は、日照の条件がよいが、㋒ 斜面は日照の条件が悪くなることが多い。

なお、㋓ は、冬季に日差しを透過し、夏季は日差しをさえぎるため、日照を調節する効果がある。また、㋔ は冬季・夏季ともに視線をさえぎるほか、冬季に防風の効果がある。」

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1. 落葉樹 常緑広葉樹
2. 常緑広葉樹 落葉樹
3. 常緑広葉樹 落葉樹
4. 落葉樹 常緑広葉樹
5. 常緑広葉樹 落葉樹

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説     

㋓と㋔がまず判断しやすいと思われます。
㋓は「冬季に日差しを通過し、、、」とあります。㋔は「冬季、夏季ともに視線をさえぎる、、、」とあります。㋓が葉が冬落ちる木です。㋔が年中葉がついている木です。よって、㋓が「落葉樹」、㋔が「常緑広葉樹」と考えられます。これにより、正解は 1 or 4です。㋐は北とわかります。

㋑ですが「南向きが日当たりがよい」という表現を聞いたことがあるのではないでしょうか。日照条件がよい方が「南」斜面と考えられます。

以上より、正解は 4 です。

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