問 題
建築の各部の計画に関する記述 ㋐、㋑、㋒ のうち妥当なもののみを全て挙げているのはどれか。
㋐ 廊下の幅は、一般に、80 cm あれば、人がすれちがう場合に横にならなくても通り抜けられる。
㋑ 車いすで通行するスロープの勾配は、1/12 以下とする。
㋒ 駐車場における小型自動車(幅1.7m 以下× 長さ4.7m 以下)の駐車スペースの寸法として,3 × 5.5m を確保する。
1. ㋐
2. ㋐ ㋑
3. ㋑
4. ㋑ ㋒
5. ㋒
正解 (4)
解 説
㋐ですが
肩幅が平均 40cm 弱といった所です。 80cm では厳しいと考えられます。一般に、1200mm すなわち 120 cm ~ が2人がゆとりをもって通り抜けられるとされる幅になります。よって、㋐は誤りです。
㋑は妥当な記述です。
バリアフリー法によれば、本試験時、スロープ勾配は 1/12 以下(屋外は 1/15 以下)が基準とされています。
㋒は妥当な記述と考えられます。一台の駐車に必要な広さは、乗用車の場合 3 m × 5.5 m が基本です。
以上より、正解は 4 です。
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